気になる指名馬2

続きいきましょう

 

・フラットレー(山田1位)

ハーツクライ

母*リッチダンサー

(母父Halling)

1位で有力ディープインパクト産駒が指名されていく中、唯一指名されたハーツクライ産駒がこのフラットレーでした

この馬を語る際の一番のポイントは「ノーザンホースパークマラソンの景品馬」であるという事ですね 山田さんも間違いなくそれを考慮しての1位指名のはずです

 

ノーザンホースパークとは、社台グループが運営する馬を中心としたテーマパークなのですが、そこで毎年ハーフマラソンをする企画があるのです、マラソン大会ではよく黒人選手がペースメーカーとして出場していたりしますが、その代わりにこの大会では馬が先導を務めるというのがウリのようです

 

が、POG的にはもっと重要な事があります それはこのマラソンの優勝商品として配られる「キャロットファーム募集馬の一口馬主権利」に該当する馬が、ここ数年全て活躍馬になっているという事実です

近年では

2016 エピカリス(5戦4勝 GⅢ1勝)

2015 シンハライト(6戦5勝 GⅠ優駿牝馬

2014 シャイニングレイ(6戦3勝 GⅡホープフルS)

2013 ハープスター(11戦5勝 GⅠ桜花賞

 

と、まぁ驚くほど活躍馬しかいないわけで、これは明らかにたまたまではなく、期待出来る馬を優勝景品にしてるのであろうと読み取れます、よってこのローカルなマラソン大会を全国のPOGファンがずっと見張っているような状態になるわけです

 

それに加えて本馬の場合は、未だデビューに至っていない1歳上の姉を除けば全馬勝ち上がり、というか、それぞれ「8,4,5,2,3」とかなりの好成績を残しています、それも全て父が異なっていながらの成績ですので、母の繁殖としての能力は間違いないと見ていいでしょう

 

なんだか書いていても弱点がなさそうじゃないか、そんな気もしてきますが面白い事実が一つあります、それは「兄弟の牡馬は全て去勢されている」ということです

3頭いる兄は全てキンタマを取られています、これは能力を期待されながらも気性的に難しさを持っているという事でしょう

 

本馬はマラソン景品最強伝説を続ける事ができるのか?また、タマを奪われることなく繁殖入りすることができるのか?そういった所も注目して見ていきたいと思います