第2回POG 東京優駿出走馬-1

 

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エタリオウ 坪内

ステイゴールド

母*ホットチャチャ(母父Cactus Ridge)

 

調教師 友道康夫 (栗東)

馬主 Gリビエール・レーシング

生産者 ノーザンファーム

獲得賞金 3,948万円 (中央)

6戦1勝 [1-4-0-1]

青葉賞2着

 

母ホットチャチャは米G1・Qエリザベス二世チャレンジCの勝ち馬

近親には特に活躍馬はいない。

緒戦4着、2戦目で勝利を挙げた後は全て2着。上田指名のスーパーフェザーを押さえきり大一番への出走権をせしめた。

4連続2着とはいえ、負けてきた相手はシャルドネゴールド・サトノワルキューレ・ゴーフォザサミット。相手に引っ張られて走れるタイプなのだろう。

「得たりおう」とは「うまく仕留めたとき、また、それ来たと応戦するときに発する語」とのこと。

伏兵評価ながら鞍上にはボウマンを確保。時代がかったネーミングと外国人騎手のミスマッチがむしろ新鮮。狙うは5戦ぶりの1着だけ。

 

 

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キタノコマンドール 坪内

ディープインパクト

母ペネシアンドール(母父キングカメハメハ

調教師 池江泰寿 (栗東)

馬主 DMMドリームクラブ

生産者 ノーザンファーム

獲得賞金 3,719万円 (中央)

通算成績 3戦2勝 [2-0-0-1]

すみれS(OP)1着

皐月賞(GI)5着

 

きょうだいにGII2勝のデニムアンドルビーなど。

母は未出走だが、トゥザヴィクトリーの妹であり、近親の活躍馬は無数にいる。

POG的にはダノンディスタンス・トゥザクラウン・トゥザフロンティア等が該当。

 

10000口に分割する新クラブ、DMMドリームクラブのフラッグシップホースとしての使命を与えられた本馬。分配金の極端な少なさ、北野武による命名などでどうにもイロモノ感が強く、冷ややかな目で見る向きも大きかった競馬ファンをよそ目にダービーの有力候補の一頭として乗り込んできた。

キャリア僅か2戦で挑んだ皐月賞は最速の上がりを繰り出し5着。今年から5着まで拡張されたダービー出走権をハナ差でもぎ取る運も持っている。

2億越えの取引額、4億越えの募集価格、芸能人の命名…スター性は十二分。

G1ハンター、デムーロを背に10000人の「馬主」へダービー制覇の感動を届ける。

 

 

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グレイル 羽角4位

ハーツクライ

母プラチナチャリス(母父*ロックオブジブラルタル

調教師 野中賢二 (栗東)

馬主 カナヤマホールディング

生産者ノーザンファーム

獲得賞金 4,032万円 (中央)

通算成績 4戦2勝 [2-0-0-2]

ラジオNIKKEI杯京都2歳S(G3)1着

きょうだいに重賞勝ち馬のロジチャリスなど。三代母シルバーレーンは短距離GI2勝のブラックホークの母。

確かな末脚を武器にデビューから2連勝で重賞制覇。のちに負かしたタイムフライヤーがGIホープフルステークスを制した事により本馬の名声も急上昇するも、年明け緒戦の共同通信杯単勝1番人気に指示されるも大敗を喫してしまいその評価はあいまいなものに。

10番人気で挑んだ皐月賞は出遅れ&後ろからは届かないペースで苦しい展開になるもののキタノコマンドールなどと同じ最速の上がりをマークしてハナ差の6着まで駆け上がってきた。

直線の長い府中は望むところ、ダービージョッキー岩田康誠と共に聖杯戦争に挑む。